
そういうわけでして、ホイアンのテーマパーク化に飽き飽きしたわしは、
ベトナム中南部 クワンガイ省(Quang Ngai)に向かったのだ。
距離にして100km弱だろうか?(推定)。
Ben Xe (バスターミナル)で降ろしてくれるようドライバーに頼んでおいた。
初めての土地は、何かとバスターミナルまで行けば便利だし、宿も近くにあるからだ。
それと次の訪問地へのアクセスも確認できるしね。
わしは、今回 ソンミー村を訪問することだけが目的で来た。
街は、ベトナムらしいごく普通の街だった。
ニャーギー(簡易宿?)は、バスターミナルの目の前にあった。
17万ドンでご覧お部屋。
夜は、ひとりより相棒が必要なほどムード満点であった。

この日は祭日ということもあり、商店が空いていない。
飯屋を探せねば。・・・・・・
1軒だけ空いていた?。
22000ドンのCOM Tam (ライスの上に焼豚が乗っている)
朝から何も食べていなかったので腹が減ったよ。うまい!
観光地ではないので、ぼらないし、安いね。wwwww

近くにセントラルホテルがあり、フロントの姐さんにソンミー村日帰りツアーは
あるか?と尋ねた。
しかしないと言われ、モトバイかタクシーに乗るか路線バスで近くまで行くしか
ないそうだ。
ホテル内に日本の会社があった。(政府関係?)

・・・・昼寝をしたあと、ソンミー村へ続く24号線まで行ってみた。
大きな川に橋があり、1km以上ある橋ではなかろうか?
国道1号線は、サイゴン ハノイ行きのバスが多く往来していた。

もちろん歩いている奇人はわし一人、
自転車借りられるか宿の叔母さんに聞いてみた。
バイクなら貸すわよ・・と言われた。
ベトナムの免許は持っておらん。泣

この標識を右に曲がると・・・・
ソンミ村(現Tinh Khe村 改名)があり、展示館 慰霊碑などがあるそうだ。
さて、・・・・
なんとも痛ましいソンミ事件。
ベトナム戦争当時、アメリカ軍がソンミ村の人々を虐殺した場所だった。
※ 引用
1968年3月16日に、南ベトナムに展開するアメリカ陸軍のうち第23歩兵師団第11軽歩兵旅団・バーカー機動部隊隷下、第20歩兵連隊第1大隊C中隊(機動部隊には他に第1歩兵連隊第3大隊所属のA中隊と第3歩兵連隊第4大隊所属のB中隊、そして砲兵部隊があった)の、“意地悪カリー”ウィリアム・カリー中尉率いる第1小隊が、南ベトナム・クアンガイ省ソン・ティン県にあるソンミ村のミライ集落(省都クアンガイの北東13km 人口507)を襲撃し、無抵抗の村民504人(男149人、妊婦を含む女183人、乳幼児を含む子ども173人)を無差別射撃などで虐殺した。集落は壊滅状態となった(3人が奇跡的に難を逃れ、2008年現在も生存している。最高齢者は事件当時43歳)。
さらにC中隊が何ら抵抗を受けていなかったにもかかわらず、B中隊が増派され、近隣の村落で虐殺を行っている。
この際、ヒュー・トンプソン・ジュニア准士官が操縦するOH-23偵察ヘリコプターが村落上空を通りがかり、多数の死者と民間人への攻撃を目撃した。彼は上官への報告・救助ヘリの派遣要請・生存者の救出を行い、さらにC中隊の狼藉を止めさせようと妨害を試みている

宿は、簡易モーテル兼なんでもOKのニャーギー。
バスターミナルの目の前にある。

早朝宿の女主人に、今晩も泊まると言ったらまたパスポートを引き出しに
閉まった。wwwww

この日は、ソンミ村へ行く。
行きは路線バスの乗り方がわからなかったので、歩いて向かう(約12km弱)
宿を出て通りを左折して、最初の交差点を左に曲がりましょう。wwww

祭日最終日。戦勝記念日だったね。
日取りがいいや、アメリカに戦争で勝った日にソンミ村じゃ。

北ベトナムのカフェと明らかにイスが違うね。
このほうがゆったりできるしね。wwwww

広場前は広くて気持ちいい。
もっと先を歩くよ。

お腹減ったね。
これから3時間ぐらい歩くからきちんと食べておこう。!
BUN BO に大きな米せんべいみたいなのが付いていた。
店主に尋ねると、ちぎって麺の中にいれて浸して食べるんだってさ。wwwww
結構カロリー高いと思うよ。(3万ドンなり)

国道1号線に出たらハノイ方面へ左折する。

暫く歩くと大きな橋が川に掛かっているよ。
ほらね、昨夜偵察して橋歩いたでしょ。1kmぐらいあるかなぁって。
標識には1097mと書いてあるでしょ。
わしの距離感は当たったのじゃ。
さらに進むよ。

朝の8時すぎと言っても暑い!
日差しが照りつけるよ。
こんなところ歩いている奇人はわしだけじゃ。wwwwww

橋を渡りきったら、24号線を右に曲がるよ。
ソンミ村と書いた標識があるよ。
ここからさらに8kmだよ。wwwwww
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歩くと時間がかかるけど、いろんな人々と出会いがあるね。
それに発見があるんだ。
喉が渇いたからカフェで一服するよ。
戦後の村民は平和でのどかだ。
戦争なんかなかったら、きっと亡くなった人々もまだ生きていただろうに。wwww

皆さん、笑顔でいい顔していたよ。
米の収穫が豊作だったのかな?

農民も勤勉である。・・・・
わしも以前は勤勉だった。wwwww

何を作っているのかな?
調べたけどわかりませんでした。wwwww
郷土のお菓子?かな?

村は以外にも活気があったね。
人々は明るく声をかけてくれたしね。

2回目の休憩タイムだよ。
カフェは胃に重いからコカを頼む。
ベトナム語でコカ・コーラのこと、コカって呼ぶのさ。wwwwwww

主人も腹だして明るく笑顔。wwwwww

このあたりは戦時中大変だったなんて、感じないほど現在は平和だ。

古びた看板にソンミと書いてある。!
ここからソンミ村だね。※ 現在は村の名前を改正されていて、Tinh Kheになった。


ようやく自分の足でソンミ虐殺展示村に到着しました。
中国の南京虐殺展示館も行ったことあるけど、ここはひっそりしていた。


入場料1万ドンを払い、館内に入るとアメリカ兵に虐殺された村民の名前が
彫られた石碑があった。
504名の村民が虐殺された。

当時の復元を展示している。
人間は愚かである。
人間は残酷である。
・・・・そう思ったね。

こちらの小川には死体がいくつも折り重なるようになっていたそうだ。

お線香をあげて黙祷をする。

虐殺当時の村を再現した展示村。
家は焼かれ、女性は輪姦され、子供も殺されたそうだ。
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これは戦争ではなく、事件だった。
非武装の村民をベトコンと思い虐殺したのだ。

アメリカ人はもっと慰霊に来るべきであろう。

農村ののどかな家族が、奴らに皆殺しにされたのだ。
次第に怒りに変わってきたのだ。
見学していて辛くなった。

わしは家族がいない男だが、目の前で自分の子供 妻が殺されて死体の前にいたら、
どんな強靭の精神でも気が狂うだろう。

虐殺したアメリカ兵の写真も展示されていた。
まだ生き残っているのもいるだろう。

ソンミ展示村の中は、なぜかひんやりしていた。
なぜだろう。?
さぁ、帰りは路線バスもわかったのでバスに乗るよ。
3番のバスだ。

ベトナムのバスは、バス停留所以外は停まりません。
フィリピンとは違います。wwwwww

1万ドンでバスターミナルまで行くよ。
市内を循環するから見学にもいいかも。

バスから降りて真っ先に昨日訪れたCOM TAM屋へ向かった。
うまいね、下味をつけた豚肉を炭火で焼いた飯。
これなら客も来るよ。wwwwww
明日は気分転換に、ソンミ村から海沿いを探索しまーす。wwwwww

急遽予定変更!
南下予定を北上いたす!・・・・・・
まずはインスタントラーメン、ベトナム版じゃ。
丼ぶりとお皿、箸を宿の主人から借りてくれたまえ。!!
おっと、!忘れてならない、即席麺は近所にある雑貨屋で買いたまえ。

本来んら、具と一緒に煮込むのが正統派だが、
ケチでチンケなわしは、あえて熱い湯を注いでひたすら待つ。!

まともな奥さんだったら、怒鳴られるくらい栄養悪い食事だけど、
1匹狼のわしは、いつもマスターべション。
誰からもなにも言われない。wwwwwww
結構安いし、うまいすよ。!!2袋で7000ドンの朝飯。

この焼酎、飲んでみておえっ!。
そういえばきキャップ開けて飲んでみたが、キャップが簡単に開いたよ。
おかしいと気づいて店主に替えてくれるよう頼んだが、あとの祭り。
おそらく中身を代えているのじゃ。・・・・・・
ベトナムではそういうこともある。
何か問題が起きても保障はなし。
気をつけ給え。wwwww

何してんかって!?
これから駅に行って切符買うのじゃ。
その前に女学生に挨拶!wwwwww

公安警察に通報されないように、・・・・・
何を抜かすか?
公安は暑いから昼寝中。
結構いい加減!・・・・金にならんことは動かん。wwwww

建前では社会主義、しかし本音は資本主義。
現在格差が広まっているのだ。

美容院 CAT TOC で耳かきとつめ掃除をしてもらう。
驚くほど耳垢が出てきた。
ほんと、すんごいっすよ。
しめて耳かきと爪掃除で4万ドンなり。wwwwww

クワンガイの街は、いたるところで炭火焼を見かける。
豚肉だったり、雀の肉だったり。

地元の瓶ビール、一本6000ドン。
調子こえてこの日は8本飲んだ。
明日は飲まない。・・・・・・お利口さん。
明日はどこへ行くか!
お楽しみに。!!
続。
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テーマ:写真日記 - ジャンル:日記
- 2013/04/30(火) 22:05:01|
- 2013年ベトナム クワンガイ省 Son my村
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